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薬の危険な副作用 ~ひよこ薬剤師からの忠告~

薬局では教えてもらえない薬の副作用について紹介します

カロナール錠(アセトアミノフェン)の危険な副作用【解熱鎮痛剤】

 頭痛や体の痛みなどの痛み止め、解熱剤としてよく使われている薬の1つが

「カロナール錠(アセトアミノフェン)」

 カロナールは子どもや赤ちゃんにも使える薬で大変重宝されています!
そのため、妊婦さんにも使われることがあります! 
そういう面では比較的安全な薬ではあります! 

 幅広く使われている解熱鎮痛剤

だから絶対に安全だ、とも言えません。
長期間継続して漫然と服用している方は特に注意が必要です! 
カロナールはよく使われますが、安いため2015年度医療用医薬品国内売上高ランキングでは上位には入ってきませんね!

でも、本当によく出る薬なのです!
私も薬局で患者さんによく説明しています!
だからこそ、危険な副作用を知ってもらいたい!いや、知っておくべきです!!
【※副作用は必ず起きるものではございません】
【※自分の判断で服用を中止せず、必ず医師とご相談ください】

市販薬にも多く含まれてる 

余談ですが、
市販薬で「バ○ァリン」という商品聞いたことありませんか? 

実はバ○ァリンにも色々と種類があって、使われている成分が違うのですよ!
例えば、
バ○ァリンEX:ロキソプロフェンナトリウム(医薬品:ロキソニン等)他

バ○ァリンA:アセチルサリチル酸(アスピリン)(医薬品:バファリンA330等)他

バ○ァリンプレミアム:イブプロフェン(医薬品:ブルフェン)+アセトアミノフェン(医薬品:カロナール)他

バ○ァリンルナi:イブプロフェン(医薬品:ブルフェン)+アセトアミノフェン(医薬品:カロナール)他

バ○ァリンルナJ、小児用バファリン:アセトアミノフェン(医薬品:カロナール)

上記は一部ですが、商品によって痛み止めの成分が違うのですよ!
びっくりですよね!
よく、問診票を書いてもらうときに副作用歴の欄にバ○ァリンと書く方も多いのですが、
どの商品かでこちらも対応が変わるので中々難しいところなのです! 

副作用まとめ
さて、本題に入ります!
優秀で安全な薬ではありますが、この薬にも危険な副作用があるのです!
薬を飲んでいる方は必見です!!  

この3つの副作用が怖い!!
重大な副作用はもっと多くありますが、その中でも危険な副作用を取り上げます!
もっと詳しく知りたい方のために、頻度別に分けた副作用を最後にまとめておきますね!

危険な副作用 

劇症肝炎(げきしょうかんえん) 頻度不明 

 黄 疸(おうだん) 頻度不明 

 肝機能障害(かんきのうしょうがい) 頻度不明 

 これは簡単に言うと、肝臓の機能が低下することを言います。
お酒をよく飲む人は、休肝日(きゅうかんび)を作ろうなど言われますよね
シジミの味噌汁が肝臓に良いとか笑 
そう!肝臓は、生きていくのに必要な色々な働きをするとーーっても大切な臓器なのです。
飲んだ薬は肝臓で分解されたり、体内の解毒作用を担う臓器です! 

肝臓が動かなくなると、飲んだ薬が分解されず、副作用がどんどん出てきてしまったりなんてことも… 
症状としては、体のだるさ食欲がない発熱黄疸(目の白い部分が黄色になる等)発疹吐き気・おう吐かゆみ等が現れます! 

肝臓が動かないと生きていけません!
こんなに大事な大事な肝臓を傷つけるなんて怖い副作用ですよね!
1日の総量が1500mgを超す高用量で長期投与する場合には、
定期的に肝機能等を確認するなど慎重に投与することとされています! 
なので漫然と使用している方は注意が必要ですね!
その場合には中止し、適切な処置を行うこととされていますので注意を! 

間質性腎炎(かんしつせいじんえん) 頻度不明

 急性腎不全(きゅうせいじんふぜん) 頻度不明

 簡単に言うと、腎臓の機能が低下することをいいます。
「腎臓の機能が低下するとどうなるの?」と思いますよね!
腎臓の大きな役割は、いらなくなった老廃物やナトリウム、塩素、カリウムなどの体内で使われる成分のいらない分を尿として排泄することです

間質性腎炎・急性腎不全が重症化すると、人工透析になることもあります。
症状としては、尿量が少なくなる、発疹、むくみ、体がだるい、発熱、関節の痛み、はき気、嘔吐、下痢、腹痛等が現れます!

そのため重篤な転帰をとるおそれがあるので、
重篤な腎障害のある患者には禁忌(飲んではダメ!)となっています!  

間質性肺炎(かんしつせいはいえん) 頻度不明

「ただの肺炎と何が違うの?せきが出るの?」と思う人も多いですよね!
確かに普通の肺炎も怖いのですが…
まず、肺は直径が約0.1~0.2mmくらいの肺胞(はいほう)と呼ばれる小さな袋が集まって出来ています! 

例えるとブドウの房みたいな感じですね!
間質性肺炎(かんしつせいはいえん)は、この肺胞(ブドウの実)の壁や周辺に炎症が起こり硬くなるイメージです!
そうすると、うまく酸素が取り込めず、血液中の酸素が減ってしまい息が苦しくなります。

さらに怖いのが、進行すると肺線維症(はいせんいしょう)と言って肺がカッチカチに硬くなってしまうことも…
症状がひどいと、酸素ボンベを常に付けながらの生活をすることもあります
ボンベも数キロの重さはありますし、息をするのも苦しいし・・・
最悪の場合、人工呼吸器に繋がれることも…

症状としては、階段を登ったり、少し無理をしたりすると息切れがする・息苦しく

なる乾いたせきが出る発熱等が現れます!
そのような症状が出たらすぐに検査を!

市販薬にもたくさん含まれているものがあります!
一番注意しないといけないのが、市販薬を服用していて、知らない間に重複して服用していることなので、必ず医師・薬剤師に確認してくださいね! 

多くの方が飲んでいる薬でも危険な副作用があります!
副作用が出た時は、対処スピードが重要です!
知っているか知らないかで天と地の差、運命が分かれることもあります! 

この記事を読んでくださった皆さんは知識が増えただけでなく、自分自信を守る方法も増えましたね! 

普段の健康はまず食事から!
薬にばかり頼らず、
健康食品やサプリメントも組み合わせて健康寿命を延ばしましょうね!!
そして、少しでも薬を飲む量を減らしましょう!
健康食品やサプリメントは副作用のリスクは低いですから安心です!! 

「副作用は常に隣り合わせ!」を忘れずに!!
薬を飲むか飲まないかはあなた次第・・・ 

【副作用と頻度】

『頻度不明』
ショック、アナフィラキシー、中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN) 、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、喘息発作の誘発、劇症肝炎、肝機能障害、黄 疸、顆粒球減少症、間質性肺炎、間質性腎炎、急性腎不全、チアノーゼ,血小板減少,血小板機能低下(出血時間 の延長)、悪心・嘔吐,食欲不振、過敏症等

参考
PMDA(H28.9.10現在)
添付文書(H28.9.10現在)

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