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薬の危険な副作用 ~ひよこ薬剤師からの忠告~

薬局では教えてもらえない薬の副作用について紹介します

ホクナリンテープ(ツロブテロールテープ)の危険な副作用【気管支拡張薬・せき】

ぜんそくやセキで息苦しいときによく使われている優秀な薬の1つが

「ホクナリンテープ(ツロブテロールテープ)」

さて、今日は咳がでるときのお薬です。
今の時期のような、季節の変わり目では風邪を引いたり、喘息がひどくなったり、咳が出ることが多くなります。 

名前の通り、テープというので貼り薬です!
咳なのに貼り薬?と思いますよね。
実は、人の皮膚からお薬は吸収されるのですよ。 

ホクナリンテープQ&A 

皮膚から血液の中にお薬を吸収させて、気管支を広げて呼吸を楽にするものです。 
このホクナリンテープ(ツロブテロールテープ)でよく聞かれる質問がいくつかあります。

胸に貼ればいいの?

もちろん胸でも正解です。
咳だから肺の近くに貼らなきゃダメ、なんてことはありません。 

貼る場所は、胸あたり上腕背中のいずれかに貼れば大丈夫です。
ただ、次に貼る時は少しずらして貼ってください。
何度も同じ場所に貼るとかぶれやすくなります。 

貼ったままお風呂入っていいの?

ホクナリンテープ(ツロブテロールテープ)は貼ったままお風呂に入って大丈夫です。
もしかしたら剥がれやすくなることもあるので、絆創膏などで補強してもいいですよ! 

どのくらい貼るの?

基本的には1日中貼って、だいたい同じくらいの時間で貼り替えてください。
テープからは時間をかけて、ゆっくりと身体の中にお薬が吸収されていきます。 

途中で剥がれちゃったらもう一枚貼っていい?

ホクナリンテープ(ツロブテロールテープ)は貼った後、12時間で約70〜80%はお薬が吸収されています。
24時間貼っていても、80〜90%程度の皮膚への移行率と言われています。
そのため、12時間経っていればもう一枚貼らなくてよいです。

 ただ、もう一枚貼ったからといって、効果が強く出すぎることは少ないようです。
少し剥がれたぐらいであれば、絆創膏などで補強すればOKです! 

注意点

注意点としては、薬の効果で、手の震えなどが出ることがあります。
薬をやめれば治まります。 

特に、貼り薬なので、飲み薬の方と効果がかぶってしまうことがあるので、注意しましょう!
もちろん飲み薬と一緒に使うこともあるので、その辺は医師、薬剤師に相談してください。 

よく使う薬だからこそ、危険な副作用を知ってもらいたい!いや、知っておくべきです!!
【※副作用は必ず起きるものではございません】
【※自分の判断で服用を中止せず、必ず医師とご相談ください】 

効果

ホクナリンテープ(ツロブテロールテープ)の作用ですが、
・肺の機能改善作用

・気管支を広げる作用

・気管にある絨毛(異物を外に出そうとする毛)の運動を促進する

・セキを抑える
などがあると言われています。 

副作用まとめ
さて、本題に入ります! 
優秀な薬ではありますが、この薬にも危険な副作用があるのです!
薬を飲んでいる方は必見です!!

 この副作用が怖い!!
重大な副作用はもっと多くありますが、その中でも危険な副作用を取り上げます!
副作用のレベルとしてはMAXと言ったところでしょうか!
もっと詳しく知りたい方のために、頻度別に分けた副作用を最後にまとめておきますね!

危険な副作用 

1.重篤な血清カリウム値の低下(じゅうとくなけっせいカリウムちのていか) 

重篤(じゅうとく)とは、重症のようなものだと思って構いません。
かなり重い状態ということですね。 

この血清カリウム値が低下することは、他の薬と一緒に使うことで起きやすくなります!
例として、テオフィリンなどのキサンチン誘導体ステロイド剤及び利尿剤などで増強することがあります。
といっても、どの薬か分かりませんよね
その際は一緒に使っている薬について、薬剤師に聞いてみてください。 

なので、特に重症のぜんそく患者さんでは注意してください。 
また、血液に酸素が少ない状態では、カリウム値が低下することで、心臓のリズムに影響が出やすくなることがあります。

このような場合では、カリウム値を観察することがよいとされています。 

2.アナフィラキシー 頻度不明

よくハチに刺されたときに呼吸困難になったり、死んでしまったりと聞いたことがある人が多いのではないでしょうか?
それもアナフィラキシーです! 

薬の場合、体に合わないものを服用することで起こります。
実際、どの薬でもアナフィラキシーは起こる可能性がゼロではありません! 

どの薬が体に合わないかは、実際に飲んでみないと分からないというのが現状です!
ほとんど起こることはないですが、起きてしまったら大変な事態です。 

症状としては、呼吸困難血圧が低下する意識がなくなる血管が腫れる胸の痛み皮膚が紅くなるなどの症状が現れます!
症状がひどいと、自分では何もできない状態になるのが怖いところです。 

3.振戦(しんせん) 0.1~5%未満

これは先ほども書きましたが、薬が効きすぎると、手の振るえなどが出ることがあります。
頻度としてはかなり多い副作用に入ります! 

振るえが出たら、けっこうすぐ分かるくらいに振るえていますので、見つけるのは簡単だと思います。
薬をやめれば治まります。
念のため、医師や薬剤師に振るえが出たことと、その後の対応について相談しましょう!

  

多くの方が飲んでいる薬でも危険な副作用があります!
副作用が出た時は、対処スピードが重要です!
知っているか知らないかで天と地の差、運命が分かれることもあります! 

この記事を読んでくださった皆さんは知識が増えただけでなく、自分自信を守る方法も増えましたね!

 普段の健康はまず食事から!
薬にばかり頼らず、
健康食品やサプリメントも組み合わせて健康寿命を延ばしましょうね!!
そして、少しでも薬を飲む量を減らしましょう!
健康食品やサプリメントは副作用のリスクは低いですから安心です!! 

「副作用は常に隣り合わせ!」を忘れずに!!
薬を使うか使わないかはあなた次第・・・

 【副作用と頻度】

『5%以上』
CK(CPK)上昇 

『0.1%~1%未満』
心悸亢進、振戦、頭痛、不眠、悪心・嘔吐、適用部位そう痒感、適用部位紅斑、接触性皮膚 炎、血清カリウム値の低下 

『0.1%未満』
発疹、そう痒症、全身倦怠感、めまい、興奮、しびれ感、筋痙縮、食欲不振、下痢、胸痛、浮腫

 『頻度不明』
蕁麻疹、顔面紅潮、不整脈、頻脈、熱感、こわばり感、胃部不快感、AST(GOT) 上昇、ALT (GPT)上昇、好酸球数増加、適用部位疼痛、適用部位変色、口渇、筋肉痛

参考
PMDA(H29.3.27現在)
添付文書(H29.3.27現在)

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