薬の危険な副作用 ~ひよこ薬剤師からの忠告~

薬局では教えてもらえない薬の副作用について紹介します

シングレア(モンテルカスト)の危険な副作用【ぜんそく・鼻炎】

ぜんそくの方によく使われている優秀な薬の1つが

「シングレア(モンテルカスト)」

シングレアには錠剤、チュアブル錠、細粒の形があります。
これは、年齢によって使うものが異なります。
また、薬の形によって、効能が少しだけ異なります。

シングレアのお話し

剤形と年齢の関係

錠剤は成人が使うお薬です。
チュアブル錠は6歳以上の小児に使います。
細粒は1歳以上6歳未満に使うのが一般的です。
ただし、小児に関しては症状や体重などによって、小児科医の判断で6歳以上でも細粒を使い続けることもありますよ!

効能効果の違い

成人が使う錠剤には気管支ぜんそくとアレルギー性鼻炎に使えるようになっています。
ところが、チュアブル錠と細粒気管支ぜんそくのみの適用になっているんですよ!
恐らく、これは試験をしていないだけなのかな?とも思いますが笑

チュアブル錠と細粒の味

お子さんで気になるのは、やっぱりですよね!
細粒はほとんど味がしないそうです。

ところが、シングレアチュアブル錠『アメリカンチェリー味』という謎なものです笑
なぜそんな微妙な味にしたんでしょうか。
海外で作られたからとかですかね笑
この味が苦手で、飲めない方もいるので困りますね。

ジェネリック発売

成人用のシングレア錠はジェネリックがすでに発売しております!
名前は『モンテルカスト』です。
シングレアはかなりお高い薬なので、継続して飲む方にはジェネリック医薬品はかなり嬉しいですね!

そして、チュアブル錠と細粒も2017年6月にジェネリックが発売される予定です!
小児科はお金がかからない地域もあり、関係ないと思いますが、医療費の大幅な削減になります!
医療費が削減することによって、子どもの未来が開かれます。
このまま医療費が上がり続ければ、今の子ども達が大人になるころには税金はかなり上昇することでしょう。
それを避けるためにも、子どもたちの未来のためにも、国民全員で医療費の削減に取り組みましょう!

また、先ほどチュアブル錠の味について書きましたが、ジェネリック医薬品になることでイチゴ味など味が改善された商品が出てきますので、期待していてくださいね。

副作用まとめ
よく使う薬だからこそ、危険な副作用を知ってもらいたい!いや、知っておくべきです!!
【※副作用は必ず起きるものではございません】
【※自分の判断で服用を中止せず、必ず医師とご相談ください】

さて、本題に入ります!
優秀な薬ではありますが、この薬にも危険な副作用があるのです!
薬を使っている方は必見です!!

この副作用が怖い!!
重大な副作用はもっと多くありますが、その中でも危険な副作用を取り上げます!
副作用のレベルとしてはMAXと言ったところでしょうか!
もっと詳しく知りたい方のために、頻度別に分けた副作用を最後にまとめておきますね!

危険な副作用

1.血管浮腫(けっかんふしゅ) 頻度不明

名前から「血管がむくむの?」と思いますよね!
でも実は、急に皮膚が腫れることを言います。
「じゃあ、どこの皮膚が腫れるの?」と思った方は素晴らしいですね!
正解は皮膚のどこにでも現れます!!

多くの場合は、まぶた、くちびる、頬に多くみられます。
皮膚以外にも、口の中、舌、のど、消化管なども腫れることがあり、
特にのどが腫れると、息がしづらくなり、息するおそれがあるので危険です!

症状としては、くちびる・まぶた・舌・口の中・顔・首が大きく腫れる、のどの詰まり、息苦しさ話しづらさ等が現れます
※息苦しい場合は、直ちに救急車を呼んでください!!

2.劇症肝炎(げきしょうかんえん) 頻度不明

簡単に言うと、肝臓の機能がかなり悪くなることです!
お酒をよく飲む人は、休肝日(きゅうかんび)を作ろうなど言われますよね
シジミの味噌汁が肝臓に良いとか笑
そう!肝臓は、生きていくのに必要な色々な働きをするとーーっても大切な臓器なのです
飲んだ薬は肝臓で分解されたり、体内の解毒作用を担う臓器です!
肝臓が動かなくなると、飲んだ薬が分解されず、副作用がどんどん出てきてしまったりなんてことも…

症状としては、だるさ食欲がなくなる発熱黄疸発疹吐き気嘔吐かゆみ等が現れます!
肝臓が悪い人は肌の色が悪い・黒っぽいなどと聞いたこともあると思います!
肝臓が動かないと生きていけません!
こんなに大事な大事な肝臓を傷つけるなんて怖い副作用ですよね!
その場合には中止し、適切な処置を行うこととされています

3.多形紅斑(たけいこうはん) 頻度0.01%

これは、皮ふの症状です!
少し盛り上がった1cmくらいの円形の赤い炎症ができます。
最初は湿疹やあざ、虫刺されに見えるかもしれません。
ただ、赤くなっているところの中心は少し陥没している特徴があります。

副作用の最重症の中のスティーブンスジョンソン症候群への移行性があり、中間型も存在するので、似たような病態と考えられています。
そのため、早い鑑別と対処が重要になってきます。
皮ふの炎症が現れたら、医師に相談しましょう!

多くの方が使っている薬でも危険な副作用があります!
副作用が出た時は、対処スピードが重要です!
知っているか知らないかで天と地の差、運命が分かれることもあります!

この記事を読んでくださった皆さんは知識が増えただけでなく、自分自信を守る方法も増えましたね!

普段の健康はまず食事から!
薬にばかり頼らず、
健康食品やサプリメントも組み合わせて健康寿命を延ばしましょうね!!
そして、少しでも薬を飲む量を減らしましょう!
健康食品やサプリメントは副作用のリスクは低いですから安心です!!

「副作用は常に隣り合わせ!」を忘れずに!!
薬を使うか使わないかはあなた次第・・・

【副作用と頻度】

『0.1%~1%未満』
皮疹、そう痒、頭痛、傾眠、下痢、腹痛、胃不快感、嘔気、肝機能異常、AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、Al-P上昇、γ-GTP上昇、総ビリルビン上昇、口渇、尿潜血

『0.1%未満』
蕁麻疹、情緒不安、不眠、幻覚、めまい、感覚異常(しびれ等)、胸やけ、嘔吐、便秘、口内炎、筋痙攣を含む筋痛、関節痛、血尿、尿糖、浮腫、倦怠感、白血球数増加、尿蛋白、トリグリセリド上昇、出血傾向( 鼻出血、紫斑等)、動悸、頻尿、発熱、脱毛

『頻度不明』
アナフィラキシー、血管浮腫、劇症肝炎、肝炎、黄疸、中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、血小板減少、肝臓の好酸球浸潤、異夢、易刺激性、痙攣、激越、振戦、夢遊症、失見当識、集中力低下、記憶障害、せん妄、肺好酸球増多症、消化不良、挫傷、脱力、疲労、遺尿

参考
PMDA(H29.4.18現在)
添付文書(H29.4.18現在)

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