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薬の危険な副作用 ~ひよこ薬剤師からの忠告~

薬局では教えてもらえない薬の副作用について紹介します

アテレック(シルニジピン)の危険な副作用【高血圧】

高血圧の方によく使われている優秀な薬の1つが

「アテレック(シルニジピン)」

この薬はグレープフルーツジュースは避けるように言われている薬です。
理由としては、グレープフルーツの特に皮の部分に多く含まれている成分の影響で、薬の効果が強くなってしまい、副作用が出やすくなってしまいます。

アテレックと高血圧

血圧が高いと何がだめ?

血圧の範囲による分類はブロプレス(カンデサルタン)のブログで書きました。

皆さん高血圧が良くないのは知っていますよね。
しかし、高血圧になると何が良くないのかあまり良く分かっていない方も多いのではないでしょうか?

簡単で良く使われる例として、血管はホース・心臓はポンプと言われます。
つまり、血圧が高い状態が続くと、ホースである血管に高い水圧をかけている状態です。
その高い水圧が続くと、血管はどんどん傷ついていきます
血管は弾力があるので、伸び縮みしますが、傷ついてくると血管が硬くなり、弾力が無くなり、血管の壁が分厚くなってきます。

そうなると、動脈硬化が進んでしまいます
動脈硬化はいずれ、心筋梗塞や脳梗塞などの危険な状態になります。
日本人は心臓病や脳卒中による死因が多いです。
動脈硬化が進むと、血流が悪くなることでさらに血圧が高くなるという悪循環が始まります。
それにより、体のあちこちに障害を与えていまい、様々な病気につながりますのでご注意を。

血圧が少し高いくらいでは、何の症状もないので気づきにくい病気です。
定期的な健康診断をしっかりと受けて、自分の体のことを見つめなおしましょう。

アテレックは腎臓に優しい

アテレックは同じ分類の血圧薬の中でも、腎臓に優しいとされています。
詳しい理由は長くなるので省略しますが、
腎機能が落ちている方や糖尿病の方に使いやすいとされていますので、豆知識程度に覚えておいてください。

グレープフルーツジュースは避ける

冒頭にも書きましたが、特にグレープフルーツジュースは避けた方が良いです。
単回摂取なら4~5時間以上あけることが望ましいそうですが、飲まないに越したことはありません。
グレープフルーツジュースによる作用は24時間以上持続するとも言われますので注意してください。

 

副作用まとめ
多くの方が使っている薬だからこそ、危険な副作用を知ってもらいたい!いや、知っておくべきです!!
【※副作用は必ず起きるものではございません】
【※自分の判断で服用を中止せず、必ず医師とご相談ください】

さて、本題に入ります!
優秀な薬ではありますが、この薬にも危険な副作用があるのです!
薬を使っている方は必見です!!

この副作用が怖い!!
重大な副作用はもっと多くありますが、その中でも危険な副作用を取り上げます!
副作用のレベルとしてはMAXと言ったところでしょうか!
もっと詳しく知りたい方のために、頻度別に分けた副作用を最後にまとめておきますね!

危険な副作用

1.血小板減少(けっしょうばんげんしょう) 0.1%未満

「血小板ってなに?」と思いますよね。
血小板は血液の中の成分で血を固めるのに重要な役割をしています!
けがをした時に血が止まるのはこの子のおかげです!

血小板の量が少なくなると、
ちょっとした打ち身などで青あざが出来たり歯磨きの時に出血したり生理出血が止まりにくくなって出血量が増えたりすることがあります
このような症状がなくても、突然口の中から出血鼻血血尿黒色便便鮮血などがあります。
最悪の場合、脳内出血など重い症状が起きることも…怖いですよね。
その場合には直ちに中止し、適切な処置を行うこととされていますので注意を!

2.肝機能障害(かんきのうしょうがい)、黄疸(おうだん) 頻度不明

毎度おなじみ肝機能障害です。
この薬は重大な副作用が上記の血小板減少と肝機能障害の2つだけなのでこの副作用を書いておきます。

これは簡単に言うと、肝臓の機能が低下することを言います。
肝炎、黄疸なんかもこの中に含まれますね!
お酒をよく飲む人は、休肝日(きゅうかんび)を作ろうなど言われますよね。
シジミの味噌汁が肝臓に良いとか笑
そう!肝臓は、生きていくのに必要な色々な働きをするとーーっても大切な臓器なのです。
飲んだ薬は肝臓で分解されたり、体内の解毒作用を担う臓器です!
肝臓が動かなくなると、飲んだ薬が分解されず、副作用がどんどん出てきてしまったりなんてことも…

症状としては、体のだるさ食欲がない発熱黄疸(目の白い部分が黄色になる等)発疹吐き気・おう吐かゆみ等が現れます!
肝臓が悪い人は肌の色が悪い・黒っぽいなどと聞いたこともあると思います。
肝臓が動かないと生きていけません!
こんなに大事な大事な肝臓を傷つけるなんて怖い副作用ですよね。
その場合には中止し、適切な処置を行うこととされていますので注意を。

3.顔面潮紅(がんめんちょうこう) 0.1%~5%未満

重大な副作用ではありませんが、この薬を飲み始めたころに起こりやすい副作用をご紹介します。
この副作用は、顔が赤くなることを言います。
何故顔が赤くなるのか。
これは、アテレックの効果によるものと考えられます。

この薬は血管を広げることで、血圧を下げる薬です。
つまり、血管を広げて、血流も良くなることで一時的に顔が赤くなることがあります。
続けて薬を飲んでいれば、次第に治まることが多いので、心配しなくても大丈夫でしょう。
ただ、症状が中々引かないときは、医師に相談してみましょう!

多くの方が使っている薬でも危険な副作用があります!
副作用が出た時は、対処スピードが重要です!
知っているか知らないかで天と地の差、運命が分かれることもあります!

この記事を読んでくださった皆さんは知識が増えただけでなく、自分自信を守る方法も増えましたね!

普段の健康はまず食事から!
薬にばかり頼らず、
健康食品やサプリメントも組み合わせて健康寿命を延ばしましょうね!!
そして、少しでも薬を飲む量を減らしましょう!
健康食品やサプリメントは副作用のリスクは低いですから安心です!!

「副作用は常に隣り合わせ!」を忘れずに!!
薬を使うか使わないかはあなた次第・・・

【副作用と頻度】

『0.1%~5%未満』
AST(GOT)、ALT(GPT)、LDH等の上昇、クレアチニン、尿素窒素の上昇、尿蛋白陽性、頭痛、頭重感、めまい、立ちくらみ、肩こり、顔面紅潮、、動悸、熱感、心電図異常(ST低下、 T波逆転)、血圧低下、嘔気・嘔吐、腹痛、発疹、白血球数、好中球、ヘモグロビンの変動、浮腫(顔、下肢等)、全身倦怠感、頻尿、血清コレステロールの上昇、CK(CPK)、尿酸、血清K、血清Pの変動

『0.1%未満』
血小板減少、Al-Pの上昇、尿沈渣陽性、眠気、不眠、手指振戦、もの忘れ、胸痛、心胸郭比の上昇、頻脈、房室ブロック、冷感、便秘、腹部膨満感、口渇、歯肉肥厚、胸やけ、下痢、発赤、そう痒感、赤血球数、ヘマトクリット、好酸球、リンパ球の変動、脱力感、腓腸筋痙直、眼周囲の乾燥、目の充血刺激感、味覚異常、尿糖陽性、空腹時血糖、総蛋白、血清Ca、CRPの変動、咳嗽

『頻度不明』
肝機能障害、黄疸、しびれ、期外収縮、徐脈、光線過敏症、耳鳴

参考
PMDA(H29.5.5現在)
添付文書(H29.5.5現在)

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