薬の危険な副作用 ~ひよこ薬剤師からの忠告~

薬局では教えてもらえない薬の副作用について紹介します

サインバルタ(デュロキセチン)の危険な副作用まとめ

うつ病によく使われている優秀な薬の1つが

「サインバルタ(デュロキセチン)」

うつ病によく使われる薬です。
他にも、糖尿病による神経障害に伴う痛み、線維筋痛症に伴う痛み、慢性腰痛症に伴う痛みにも使う機会が増えています。
2016年12月には変形性関節症に伴う痛みに対しても保険がきくようになったので、さらに多くの方に対して使用されています。
うつ病の薬でありながら、痛みに対しても効果がある優秀なお薬です。 

しかし欠点もあり、吐き気や眠気などの副作用が出やすく、吐き気が辛くて薬を中止する方も大勢います。
もちろん吐き気が出ない方も多くいますので、それらの方にはとても良いお薬ですね。
もう一つの欠点して、薬の値段が高いことです。
まだジェネリック医薬品は発売されていませんので、しばらくはお財布事情との相談になるかもしれません。
それでは副作用についてまとめていきましょう。

副作用まとめ

保険の適用が拡大され、使用できる人が増えたことで副作用の頻度も増えることでしょう。
多くの方が使う薬だからこそ、危険な副作用や副作用の種類を知ってもらいたい!いや、知っておくべきです!!
【※副作用は必ず起きるものではございません】
【※自分の判断で服用を中止せず、必ず医師とご相談ください】

さて、本題に入ります!
優秀な薬ではありますが、この薬にも危険な副作用があるのです!
薬を使っている方は必見です!!

この副作用が怖い!!

重大な副作用はもっと多くありますが、その中でも危険な副作用を取り上げます!
副作用のレベルとしてはMAXと言ったところでしょうか!
もっと詳しく知りたい方のために、頻度別に分けた副作用を最後にまとめておきますね!

悪性症候群(あくせいしょうこうぐん) 頻度不明

名前からでは何が何だか分からないですよね!
「悪性」と付くと、ガンと思う方も多いかもしれませんが、ガンではありません。
がんではありませんが、危険な副作用であることには変わりません。
悪性症候群の多くは、急激に症状が変化します。
抗精神病薬の副作用として聞くことが多いですね!
悪性症候群は、放置すると腎臓に障害が残ったり、最悪な状態につながる可能性があります。

症状としては、原因が分からない37.5℃以上の高熱、汗をかく、ボーっとする、手足がふるえる、身体のこわばり、話しづらい、よだれが出る、飲み込みにくい、脈が速くなる、呼吸の数が増える、血圧が上昇する等の症状が急に出てきます!
周りの人が気づいてあげることが必要な副作用です。
このような症状が出ていたら、受診して医師に相談しましょう。 

高血圧クリーゼ 頻度不明 

これは、急激に血圧が高くなることです。
血圧が急激に上がることにより、心臓、腎臓、脳などに重い障害が起きることです。
この症状が起こった時には、すぐに血圧を下げる必要があります。
高血圧や心疾患のある方においては日頃から血圧を測り、十分注意しながら飲むようにしましょう。
急激に高くなった場合はすぐに受診を! 

尿閉(にょうへい) 頻度不明

尿閉はおしっこが膀胱(ぼうこう)に貯まって出したい気がするのに、おしっこができない状態のことを言います。
場合によっては、痛みを伴います。 

症状としては、尿意があるのに出てこない、尿の勢いが弱い、尿が何度もとぎれる、尿が出るまでに時間がかかる、尿をする時に力が必要、尿をしたあとにまだ尿が残っている感じがあるなどが現れます。
この症状に対して、尿道からカテーテルを膀胱内に入れて、膀胱内の尿を導尿することが必要になるので、早めに受診しましょう。

多くの方が使っている薬でも危険な副作用があります!
副作用が出た時は、対処スピードが重要です!
知っているか知らないかで天と地の差、運命が分かれることもあります!
この記事を読んでくださった皆さんは知識が増えただけでなく、自分自信を守る方法も増えましたね!
普段の健康はまず食事から!
薬にばかり頼らず、健康食品やサプリメントも組み合わせて健康寿命を延ばしましょうね!!
そして、少しでも薬を飲む量を減らしましょう!
健康食品やサプリメントは副作用のリスクは低いですから安心です!!
「副作用は常に隣り合わせ!」を忘れずに!!
薬を使うか使わないかはあなた次第・・・ 

【副作用と頻度】

『5%以上』
倦怠感、傾眠、頭痛、めまい、悪心、食欲減退、口渇、便秘、下痢

『0.1%~5%未満』
不眠、立ちくらみ、しびれ感、振戦、浮遊感、腹部痛、嘔吐、腹部膨満感、腹部不快感、消化不良、胃炎、耳鳴、動悸、頻脈、血圧上昇、AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、γ-GTP上昇、総ビリルビン上昇、Al-P上昇、LDH上昇、排尿困難、高血糖、トリグリセリド上昇、総コレステロール上昇、尿中蛋白陽性、発汗、体重減少、体重増加、CK(CPK)上昇

『0.1%未満』
痙攣、肝機能障害、発疹、そう痒、蕁麻疹、ほてり、発熱、悪寒、脱水、脱力感、あくび、焦燥感、気分高揚、注意力障害、錐体外路症状、不安、異常夢(悪夢を含む)、頭 がぼーっとする、性欲減退、躁病反応、錯感覚、無感情、味覚異常、口内炎、歯痛、胃腸炎、咽頭不快感、視調節障害、眼乾燥、霧視、耳痛、起立性低血圧、上室性不整脈、失神、ヘモグロビン減少、赤血球減少、ヘマトクリット減少、鼻出血、背部痛、関節痛、筋痛、肩こり、筋痙攣、性機能異常(月経異常、射精障害、勃起障害等)、排尿障害、血中クレアチニン上昇、BUN上昇、頻尿、尿中アルブミン/クレアチニン比上昇、尿流量減少、血中カリウム減少、浮腫、冷感、熱感、呼吸苦、胸痛、冷汗、咳嗽

『頻度不明』
セロトニン症候群、悪性症候群、抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)、幻覚、肝炎、黄疸、皮膚粘膜眼症候群、アナフィラキシー反応、高血圧クリーゼ、尿閉、接触性皮膚炎、光線過敏反応、血管浮腫、皮膚血管炎、激越、オーガズム異常、嗜眠、睡眠障害、歯軋り、失見当識、攻撃性、怒り、歩行障害、開口障害、下肢静止不能症候群、咽頭炎、咽喉緊張、口臭、嚥下障害、顕微鏡的大腸炎、散瞳、緑内障、異常出血(斑状出血、胃腸出血等)、白血球減少、筋緊張、多尿、閉経期症状、精巣痛、甲状腺機能低 下、低ナトリウム血症、乳汁漏出症、高プロラクチン血症、血中カリウム上昇

参考
PMDA(H29.6.20現在)
添付文書(H29.6.20現在)

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